百々果のお庭

先日、私の足許にやって来た貴方は言った。


「あるS女性(女王様)から酷い仕打ちを受けた」


数十分間、私は彼の話に傾聴。


……


…やっと、話終わったか。


「…だから、どうした。

その人を選んだのは、他でもない貴方自身。」


この様な状況では、両者の話を対面にてじっくり聴いてみなければ、本質的な部分は見えてこない。たった二人きりの世界で繰り広げられた出来事に私が介入する等許される筈もない。


然し、こういった類の話は此方の世界ではよく耳にするものだ…


彼には優しい言葉を掛けてやらない代わりに、

正当な要請と心理操作の違いを見抜く方法について、アドバイスをした。


この記事を読んでくれている貴方の役に立つかもしれないので、記しておく。


当たり前の事だが、この世界には相手に何かを強制させる為に、巧妙に働き掛ける人々が存在している。

私も幾度となく対峙して来たが…

彼等は相手の心理を操作する達人だ。


心理操作をする人は、貴方に特定の感情を抱かせ、何かをさせようとする。

貴方がそれに服従すれば〝みせかけだけの愛(報酬)〟を与える。


例えば、次の様な言い回しが典型。


「私を本当に愛しているなら(好きなら)〜してくれるだろう。」

「私の事を大切に思ってくれているのなら〜しなさい。」

「私の言う通りにしていれば〜してやる。」

「私の言う通りにしていれば、決して後悔しない」

「私の言う通りにしておいてよかったと後になって必ず思う筈だ。」


〝正当な要請〟とは、それに同意すれば、貴方に〝実質的な報酬が与えられる〟ということだ。重要なのは、実質的な報酬とは〝貴方にとって価値あるもの〟でなければならないという点である。


誠に残念な事だが…

彼等にとって、愛とは他者をコントロールする為の便利な道具……

これは、関わった全ての人が傷つき、

誰も得をしない破壊的心理操作だ。


もしも、貴方が相手に違和感を抱いたら、

その感情を大切にして欲しい。


私は愛を駆け引きの道具にする人とは、

積極的に距離を置く事にしている。


近寄ってきても…


「もし貴方(女)が私のことを本当に愛してくれているのなら、こんなことを頼まない筈です。」


そう言い放ち、立ち去ってやれ。


本日は以上だ。


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アメリカの政治哲学者ジョン・ロールズ。

彼は著者『正義論』でよく知られている。


彼のいう〝正義〟とは、いかにすれば〝公正な分配〟が出来るかを問うものであり、一般的には相容れないとされている〝自由と平等を両立〟させようとしたのだ。


問題は、いくら公正な分配をしようとしても、人は自分だけ得をする様に考えてしまう事だ。

誰だって、自分や自分の大切な人が大切なんだよ。


然し、皆がそう考えてしまうと、公正な分配等実現不可能。何時迄経っても不公正な儘だ。


そこで彼が提案した〝無知のヴェール〟という思考実験を上手く利用したい。


〝無知のヴェール〟

ヴェールを纏うことによって、あたかも自分自身の情報が遮断されてしまう状態を創り出す。

つまり〝自分の事は一旦脇に置く〟


私は常に思考する時には、無知のヴェールを纏い、人は…国民は皆等しく合理的で、同じ状況に置かれていると仮定してみる。


この過程を経て、漸く公正な合意を得る為の初期状態が整い、他者の事についても、自分と同じ様に捉える事が出来る様になり、〝真の正義〟とは何かを判断する前提が整う。


「なんでそんな〝いい人〟なんですか?」


最近、よく受ける質問だけど……


前述した思考回路を辿っていると、自然な心の動きとして、最も恵まれない人々を助ける発想になる筈…だからではないだろうか。


…答えになっているかな。


私は女王として、格差の是正と公正としての正義の実現を目指す。


追伸


従者諸君に告ぐ。


無知のヴェールの発想で、

偶には自分の事を度外視してみるのも面白い。


私が選び抜いた騎士団…


貴方なら、きっと行動を起こせる。


そして…基本自分度外視の私の心を、

貴方は気に掛けてやって欲しい。



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