百々果のお庭

「もう5時間経ったんだね。


タイムリミットまで残りあと1時間か…


もう少し、アドバイスしてくれる?」


ヴァイオリンばかりが100台あるよりも、様々な音色が出せる楽器が組み合わされたオーケストラの方が、表現できる楽曲は多いよね?


それが多様性の価値

ダイバーシティーという本当の価値


貴方がより大きなことを成し遂げたいのであれば、貴方の周囲に様々な音色、つまり〝思考の多様性〟を求めなさい。


貴方の仕事とは、みんなが弾きたくなるような楽曲を持ってきて、完成系のイメージを明確に示し、それぞれの個性ある音色を引き出して、それらを組み合わせて音楽を創っていくことよ。


もう少し具体的に話しておこうか。

人の特徴をよく理解して、特に大事にしなければならないのは、一見自分とよく似た人間ではない、ということかな。


人間は無意識に自分とよく似た人間を過剰に評価する傾向があるよね?

それは自己保存の脳が、自分自身を認めて肯定したいバイアスを常にかけているから…


貴方は寧ろ、自分とは違うタイプの特徴をもつ人を探しなさい。


その価値を認めて、

その価値が炸裂する場で輝かせ、咲かせなさい。


その人たちは、敬意をもって大切に扱いなさい。


人間は、深いところで自分の値打ち、価値を理解してくれる人のために本気で力を発揮する。


うまくいったのならば、指揮棒を振る貴方の後ろにはいつしか多くの観客がついて、貴方たちの演奏に感動する。


「私はいちばん後ろの席で聴かせてもらうよ。」


「24時のシンデレラ・タイム…


百々果女王様…


本日は、ありがとうございました。」


追伸


貴方が城をでたら、新しい舞台の幕が開く。


最高のフィナーレを祈っています。


𝑬𝒏𝒅.

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「憶えててくれたの?


…ありがとう、ももか。


俺が今日、城を出たら先ずすべきことは…」


その俊敏な思考速度が好き。


貴方はこれから自分だけではなく、自分の周囲にいる人々、ひとりひとりの〝人としての特徴〟を診なければなりません。


「ポイントは?」


今のスキルだけを診るのは、良くないね。

まだ磨かれていない特徴も含めて、その人が根源的に持っている〝本質的な能力〟を見極めることかな。


「いきなり難易度高いね。」


じゃあ、特別に良い方法を教えてあげるよ。


自分や相手の中の強みを見つけることは、ある方法を知ればそれほど難しくない。


この方法の核心となる理論を先ず説明します。


いきなり〝特徴〟を掴み取ることが難しいのならば、もっと想像しやすい〝文脈〟から掴み取る方が飛躍的に容易。文脈からの方が簡単に特徴に辿り着ける。


じゃあ、試しに貴方が社会との関わりで気持ちよかった文脈(≒好きなことをしている文脈)を頭の中で列挙してみてくれる?


…その貴方が〝好きなことをしている文脈〟こそ、貴方の特徴が強みとして既に発揮されているのではないかな?


よくよく考えてみて…


生まれてから本日に至るまで、どんな人間も天文学的に無数の動詞を実行してきたのよ。


その一つ一つの行為の試行が、良い結果をもたらしたのか、悪い結果をもたらしたのか、世界からの反応を貴方も受け続けてきた。


無意識下にある幼少期から現在に至る経験の蓄積と記憶が、今の貴方の「好きなこと」と「嫌いなこと」を決めてきたはずよ。


今の貴方の好き嫌いは、貴方が元々持って生まれた特徴の反映とも言えるし、好きなことは貴方が歩いてきた文脈において〝強みとなった貴方の特徴〟の集積だと考えていいよ。


その膨大な実験データの経験則で、好意的に選び出された貴方にとって好きな「〜すること」こそが、貴方に良い結果をもたらすに違いない。

つまり、それが貴方の本質的な強み


ね、簡単でしょ?


その人の〝好きな動詞〟に着目せよ。


この理論の重要さを意識して周囲と接していると、その人の〝好きな動詞〟がよく聴こえてくるようになる。


そういう耳を養うことができたら、貴方がより強力なリーダーになっていく可能性を開花させたということじゃないかな。


𝑻𝒐 𝒃𝒆 𝒄𝒐𝒏𝒕𝒊𝒏𝒖𝒆𝒅…

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