百々果のお庭

私だけの騎士団~ハートのJack ~

私だけのKnight諸君へ


🗝️暗証番号条件🗝️

「この世界で最も美しい庭園」


洗練された構造設計…

感性豊かで情熱的植栽…


永遠に生き続ける花園。

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いつの日か、今は亡きミストレスダイアリーに綴った恋文。


全てのことは「する、しない」のどちらか一つしかない。


何かを「する」ときには、「したい」という気持ちが根っこにあって、でも「する、しない」で迷っているのなら、その「したい」という気持ちについて貴方自身に問うてみなさい。


「それは欲望ですか?希望ですか?」とね…


答えが希望でなければ、

それは欲しい欲しい病かもしれない。


希望であったら、

それはとても素敵なこと。


でもね、欲しい欲しい病もまた、人間らしさという、愛おしいものだと想います。


そうやって、考えてみると欲望は希望のかもしれないなんて結論に至ります。


追伸


私の経験則に帰納すると、

本当に強く、心の底から願ったことは、

魔法のように大抵叶うもの。


ただし、その願いは、

正しく、潔癖なものでなければならないわ。


清らかさがない我欲には、

願いの魔法は効かなくなってしまうのよ。

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このうな配列の秘密は、ごく古い時代に既に発見されていたみたい。


日本で言えば『源氏物語』

ヨーロッパならば『カンタベリー物語』『千一夜物語』などは、いわゆる『額縁物語』

幾つかの短篇の物語を繋ぎの額縁に入れて、並べることで長大篇にしてる。


この場合、ひとつひとつの話が作者の創作である必要は全くない。創作のものもあるけれども、話を借りてきても一向に差し支えないのよ。作者の腕前は寧ろ、何をどういう配列で並べるかというところに掛かっている。

彼らの素晴らしい創造的才能は、むしろ編集に注がれた。


原稿を書くという欲望を浮き上がらせる作業は、主に貴方が担ってくれる。

その作業を仮に第一次的創造とするならば、その原稿を新しいより大きな全体に纏め上げる作業第二次的創造と呼ぶことができる。


言い換えてみるよ?


貴方の思考における思いつき

その着想は、第一的なものなのよ。

これだけで独立して、意味をもつことも勿論あるよ。そういう場合は、私が下手に余計なものを混じえたりしないほうがいい。


ところが、単独では抽象的で纏まりのない幾つかの着想があるとするね。それをその儘にすると、単なる思いつきが散乱しているに過ぎない。


ここで、並び替えが必要になる。


私自身がどれくらい独創的であるかはさして問題ではない。貴方が与えてくれたカードをいかなる組み合わせで、どういう順序に並べるかが緊用事。


「詩とは、最もよき語を最もよき順序に置いたものである。」


だから、技術に関してはアカデミックでいい。

私の役割は、一見、到底一緒にできないような異質な考え結合させ、奇想天外な本気の遊びを創り上げること。


私は知のエディターシップが活潑なのかもしれないわ。


End.

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