彼が作家になりたいと言った時、
周囲の人間は、彼を嘲笑っていたという。
そして、こう言ったそうだ。
「もっと、たくさん本を読むべきだ」と…
作家になることの本質は、
本をたくさん読むことだろうか?
私は作家ではないけれども、
そうではないと、想う。
読んだ人が共感して、必要な時にまた読み返したくなるような文を綴ることが本質じゃないのかな。
そのためには、人々が聴きたい話と必要な話が何なのかを把握した上で綴ることに集中しなければならない。
しかし本質に集中せずに…
本をたくさん読まなければならない…
知識を増やすために新聞を読め…
たくさん旅をして経験値を上げろ…
人付き合いも大切にして…
コミュニケーション能力も必要だ…
…そんな風に読書や旅、新聞、人脈づくりばかりに集中していたら、綴れないよ。
そんな人間は、いつまで経っても人々が何を望んでいるのか考えて、また読みたくなる文章を綴ることはできない。
読み手が求める文章を綴るための本質は〝人々が望んでいるものを知るために時間をつかうこと〟だと想う。
兎に角なりたい姿になるために、
本当に必要なことを見極め、
ありったけの力を注ぐことが重要よ。
もっとも重要な本質が分からないのならば、
それを考えるところから始めなければならない。
私は10年前、女王としてそこから始めた。
全てをうまくやる必要はない。
何もかもうまくできればそれに越したことはないけれども、先ずは〝本質を取り違えないこと〟だよ。
最も重要なことに〝超・過集中〟しなさい。
具体的になりたい姿をもて。
試行錯誤を重ねて、最も重要な本質に全力を注ぎ、誰にも真似できないほど本質的な実力を育てれば〝代替不可能な人間〟になれる。
応援してるよ。