私の手法は、装いのアナル責め。


貴方の中に手指を滑り込ませた瞬間に、


「痛いッ…」


…そう発する人間は、少なくない。


中指の第一関節まで…

勿論、極端な刺激は与えていない。


人体構造上、直腸内は自律神経に支配されており、痛覚は存在しない。


前立腺もまた痛みには鈍感。

肝臓と膵臓に並んで、沈黙の臓器と呼ぶに相応しい。


…過去の傷が、疼いてるんだ。


痛い思いをしたんだね…

優しくなぞると、無数の傷が鳴いてる。


『痛くしてごめんね…大丈夫だよ。

もうしないから、深呼吸して…大丈夫だよ。』


耳許で、そう囁く。

それは、貴方の過去に寄り添うこと。


そうする度に、過去の記憶が鮮明に甦る。


「貴女の手指は、小さ過ぎる。」


『そんな…』


手指の可動域が狭い。

ピアノを弾いていたから、指先は繊細に扱ってきた。

故に力強さもない


私は直腸内で花を咲かせることができないの?


悔しい…


指の筋力トレーニング。

利き手の中指は、折れて変形した。

今も、嗚呼、醜い儘だ…


そのまでしても尚、

突きつけられた「適正がない」…


悔しい。


ならば、逆張りしかない。


10年以上かけて人体構造に立ち返ったアカデミックスタイルを確立してきた。


そもそも直腸は排泄するための臓器。

異物除去機能を逆手に取った徹底的に異物感を無くす責めに特化するべき。


私だから〝装う〟ことが出来る。

私だから〝擬態する〟ことが出来るはずだ。


直腸内に存在して、

〝唯一不思議ではないもの〟に…


それは、派手さのない静かな愛撫。


自分が一番理解していたからこそ、

これまで技術売りは一切してこなかった。


それでも、確かに10年間、自分自身の手指にこだわり抜いてきたという事実がある。


「小さくて、柔らかい、お花だね…」


先生、私の手指を褒めてくれて、包んでくれて、ありがとうございます。


私の花で、貴方のアナルを守りたい。


追伸


装いのアナル責めは、プレイ前後に少々お時間を頂戴いたします。


𝑪𝑳𝑼𝑩 𝑺𝒉𝒂𝒏𝒈𝒓𝒊-𝑳𝒂では、アナルご希望のお客様へ【90分コース以上を推奨】させていただいているのはこの為です。


是非、ご検討ください。

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