話の途中だったよね。
「では、Knightになれない人間は?ダメか?」
そうね…
いつまでも痛がりな儘の人間であれば、基本的に褒める(≒認める)コーチングをしても無駄になる。
「育てるには?」
そういった場合は、先ず相手のマインドセットを変えることに集中する。
「僕にもそれ、教えて」
相手のマインドセットを変えるためには、
先ず、こちらが誠実であることが何より大切よ。
誠実であるためには、相手に対して言うべきことを冷静且つ明確に伝達する。
相手の逃げ癖や言い訳などの特有の行動が国全体の目的に適わず、どうしても許容できないこと、そして具体的にどう行動すべきだったのか、そしてそれは目的に照らして何故なのか。
更にそのマインドを変えると可能性がどう拓けていき、変えないとどう閉じていくのか…
その辺りまで、誠実に伝えるの。
その対話の中から、
相手の主体性を引き出さねばならないね?
「じゃあ、狙うのは?」
『〝相手が自ら決心し、実行すること〟』よ。
その為には絶対に曖昧なことを言っては駄目。
自分が嫌われることも避けてはならない。
常に誠実に本音を話す。
簡単でしょ?
「難しいね、コツとかないの?」
コツね…
最後に貴方が信じる相手の可能性へのポジティブな想いと、その後の変化したマインドセットが巻き起こす相乗効果への期待について、前向きなエネルギーを一気に注ぎ込むこと…
「絶対語感?」
そんな大したものじゃないけれども…
話し合いの最後の語感に、必ず相手にとっての希望の種を埋め込んで。
「相手のマインドセットが変わったかどうか、どうやって判断する?」
質問責めだね。
それは…
to be continued…

