「ももか つきがきれいだよ」
「月が綺麗ですね。」
夏目漱石は「𝑰 𝒍𝒐𝒗𝒆 𝒚𝒐𝒖」をそう訳したと言われているよね。
信憑性は定かではない。
でも、直接的な感情ではなく、何か自然物を介して愛を伝えようとするこの情景に、共感を覚えた人は多いと想うの。
大切な人に愛を囁こうとする時、
貴方の言葉からどうしても抜け落ちてしまう繊細な何かがある。
だから、月に投影して愛を伝えようとした。
そして、その言葉が、その周りにある表現しきれない不定形な気持ちまで、不定形なありの儘を伝える。
そう感じたのではないかな?
まだ、自分でも言語化できていないものまで相手に伝えたいと願う。
その時、やはり人は言葉を超えた何かを伝えたくなるのではないかと想います。
「つきがきれいだね」

