耽美主義者。
それは美を最上とする人のことです。
文豪、谷崎潤一郎。
彼はそれを小説でも私生活でも体現していた。
彼は月見を計画し、場所を石山寺に一旦は決めるものの、そこではなんと月見客のために拡声器を取り付け、ムーンライトソナタを流すと聞き、直前に取りやめた。
嗚呼、彼の気持ちが手に取るように理解できる…
そこで谷崎は、がらくた市に出掛けていき、100円でまだ新品の大きなキャンドルを購入する。
私も貴方と似たようなことした気がする。
私の推測だけれども、食膳に灯し、豆皿につまみを盛り、キャンドルの灯の下で月見を愉しんだのではないのかな?
私は谷崎のこのエピソードが大好き。
真の耽美主義者とは、大金で美しいものを手に入れようとは考えないはずよ。
それどころか、貪欲に、とるにたらないものを素晴らしいものに変えてしまう…
落ち葉の絨毯🍂♪

