「もう5時間経ったんだね。
タイムリミットまで残りあと1時間か…
もう少し、アドバイスしてくれる?」
ヴァイオリンばかりが100台あるよりも、様々な音色が出せる楽器が組み合わされたオーケストラの方が、表現できる楽曲は多いよね?
それが多様性の価値。
ダイバーシティーという本当の価値。
貴方がより大きなことを成し遂げたいのであれば、貴方の周囲に様々な音色、つまり〝思考の多様性〟を求めなさい。
貴方の仕事とは、みんなが弾きたくなるような楽曲を持ってきて、完成系のイメージを明確に示し、それぞれの個性ある音色を引き出して、それらを組み合わせて音楽を創っていくことよ。
もう少し具体的に話しておこうか。
人の特徴をよく理解して、特に大事にしなければならないのは、一見自分とよく似た人間ではない、ということかな。
人間は無意識に自分とよく似た人間を過剰に評価する傾向があるよね?
それは自己保存の脳が、自分自身を認めて肯定したいバイアスを常にかけているから…
貴方は寧ろ、自分とは違うタイプの特徴をもつ人を探しなさい。
その価値を認めて、
その価値が炸裂する場で輝かせ、咲かせなさい。
その人たちは、敬意をもって大切に扱いなさい。
人間は、深いところで自分の値打ち、価値を理解してくれる人のために本気で力を発揮する。
うまくいったのならば、指揮棒を振る貴方の後ろにはいつしか多くの観客がついて、貴方たちの演奏に感動する。
「私はいちばん後ろの席で聴かせてもらうよ。」
「24時のシンデレラ・タイム…
百々果女王様…
本日は、ありがとうございました。」
追伸
貴方が城をでたら、新しい舞台の幕が開く。
最高のフィナーレを祈っています。
𝑬𝒏𝒅.

