先頭を駆ける漆黒のひとり。


貴方は、よく理解しているでしょう。


私は対価をもらう女王になってから、自身の価値を信じられず、自信を無くしてしまっていた時期があった。


そんな私を救ってくれたのは、貴方の純粋な知的好奇心私をちゃんと買ってくれたことです。


「知己、そのバックいいね、どんな感じ?」


幼稚部からの幼馴染である彼女が抱えたエルメスの鞄ガーデン・パーティに惹かれた。


「ももか、本当に知りたかったら、お金を払うしかないよ。


…ハッとしたよ。


「貴女はブランド物には興味はないと言って、お母様から譲り受けた物や国民からの贈り物しか使わないでしょう。


でもね、買わなくては何も学べない。


たとえば、この100万円のガーデン・パーティを持ったらどんな気分なのか、どんなつくりになっているのか、なぜ100万円なのかを本当に知りたければ、自分で買うしかない。


私は知りたいことには、大枚を払う。

知的好奇心を満たすことに注力する。


バックだけではなく、100万円の価値がある情報が得られるし、仮に失敗しても学びになるわ。


持っている人間に訊くのではなくて、大枚をはたいて経験を買うことも時には必要。


自分の価値が信じられいなら、漆黒にちゃんと買ってもらったらいいんじゃない?


24時間全日貸切開園。


でも、12年目の子は避けた方がいいよ。

あの子は、優しすぎて絶対に贔屓目でみるから…


私は是非、オプションに厳しい彼にお願いしたいな。


価値がないと判断すると、ももかに対して「お金払いたくない!」って怒るんでしょ?最高よ。


彼にちゃんと買ってもらうこと。

その上で、貴女自身の価値を見極めさせればいい。


大丈夫。

もし不満が出たとしても、黙って離れるようなことは決してしない。


いいえ、できないはずよ。


気に食わないと遠回しにネチネチと文句を言ってくるから、学びとしたらいいのよ。」


貴方は、認めてくれた。


ありがとう。

心から、感謝しています。

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