日記の方にも綴ったが、
AMANDAに在籍して1ヶ月経った。
幾ら言葉を尽くしても
此の気持ちを表現する事は難しい…
そんな胸がいっぱいになる様な気持ち。
SMクラブに在籍する事には、
最初は正直抵抗があったんだ。
その理由は単純明快で、
自由を失いたくなかったから。
でも、ある時私は意固地なっているなぁ…と気付いた。
私のことを想ってくれている人の話も碌に聴かず“好きな事を仕事にする=好きじゃなくなってしまう”そんな固定概念に無意識に縛られていたんじゃないかと…
其の儘天井をぼんやり見つめていると、
現代フランス気鋭の哲学者ガルシアの思想が頭の片隅に浮き出てきた。
「激しさ」彼の着目するキーワード。
そう…“激しさ”は必要だ。
10代の頃の私には寧ろ“それ”しかなかった。
無鉄砲に誰よりも先に走り出し、
何処迄も自由に振る舞った。
毎日が愉しくて仕方がなかった。
これは私の持論だが、
女王は誰かに育ててもらうんじゃない。
自らの意思で成長し続けなければならない。
あぁ…危なかったと冷や汗が流れたよ。
人生には分かれ道が幾つも登場するが、
疑いもせずつまらない方に行くところだった…
人生は夢だ…愉しくないとな。
“激しさ”を実行する3つの策略
【変異】環境を変え、抑揚を重視
【加速】物事を速度を上げて実行
【初体験信仰】初めてのことに挑戦
ガルシア…貴方の言う通りかも。
心ともなく頭の中の彼と対話していた……
結果的に私はその日にAMANDA在籍を決め、
新しい世界に飛び込んだ。
不自由さは確かにある。
だけど、私は好きな事を嫌いになってない。
それは、貴方のおかげだよ。
全て貴方のおかげだ。
…ありがとう。
私の国が更に華やかに栄える様、
そのM性という稀有な花を咲かせて欲しい。
存分に咲き誇ってくれ。
それが、私からの唯一の願いである。
追伸
明日から9月…
だが、秋を出迎えるには未だ早い。
夏の残り香を集めて歩くのも悪くないよ。