私は約10年(自称)女王様をしていた割にはAMANDAに在籍するまで、他のS女性や女王様と交流する機会が殆ど無かった。
理由は私が他のS女性・女王様に全く興味が無いからだと思う。(此処ならバレないと思って正直に綴っているんだから秘密にしなさい)
クラブに在籍して、まぁ驚いた。
こんなに女王様って居るのねって…
私がSMをやり始めた10年前は流石にここまで多くは無かったと思う。
M男性諸君にとっては夢の様な素敵な世界になったのだなと暫くは脳天気に考えていたが、私の足許に来る奴隷から「ファッション女王様」「なんちゃって女王様」「職業女王様」等という単語をよく耳にする様になった。
そうかぁ…そうなのかぁ…と納得しつつ、
「様々な国があるからな」と返してみる。
私はそこに優劣があるとは考えていない。
何よりその国を選んだのは、紛れも無く貴方自身である。
……ところでさっきから偉そうに女王様方を評価しているが、一体貴方はどうなのだ?
なんちゃってMではないのか?
仮に貴方が仕えている女王様を0点と評価しているのなら、貴方の奴隷としての点数も0点だ。その逆も然り。
人は鏡なのだよ。
私はセッションの後、
今日のお前の奴隷としての点数は?
…そう尋ねてみる事がある。
100点と言った奴隷はいない。
即ち私もなんちゃって女王様ということだ。
完璧なんて求めるな。
不完全な部分も愛する事が出来れば、
世界平和も夢ではないよ。




