百々果のお庭

2024年09月

“今を生きる”という境地。


フランスの哲学者ピエール・アド。

彼はその事を”世界を初めて見るかのような、そして最後に見るかのような気持ちで生きる事”と表現した。


私はセッションに於いても、

この思想をずっと大切にしています。


貴方が初めて逢う人でも…

何度も逢っている人でも…


“もしかしたら、今日が最後になるかもしれない”

…そう本気で想えば、自然と緊張感や喜びが生じてくるもの。


長年尽くしてくれた奴隷とのマンネリ化。

此方の世界ではよく聴く話だけれども、私からしてみれば有り得ない話よ。


なんて狭く利己的な視点。

嫌気がさす。


〝貴方が私の足許で誠心誠意仕えてくれるということ〟


たとえそれが当たり前の日常になったとしても、私は女王として日々新鮮な目で貴方を捉え直してやらねばならないと肝に銘じています。


このような思考回路の行き着く先は、いつも貴方への感謝の念である。


ありがとう。

感謝しています。


追伸


普段、自分自身の周りに当たり前のように散らばっている何かに着目して、その存在意義について思考を巡らせるという行為が好き。


その過程で、新たな発見があると嬉しい。


やさしい気持ちになれる。


…貴方もやってみて?


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時計の針は、0時を指してる…


貴方の事を、憶い出してた。


あぁ…なんて美しいんだろうか。


それは儚く繊細で、綺麗に透き通っている…

私の足許で言葉を尽くす貴方の瞳を観ているだけで、眩暈を起こす程に興奮してる……


その心、欲しい。

私だけのモノにしてしまいたい…


庭園で貴方みたいな花を見つけると、

そっと摘んで城に連れ込んでしまう悪い癖があった。


そういえば、よく叱られていたな…

幼い私にお前はこう言って聴かせていた。


愛しているのなら、

自由に咲かせてやらねばなりません。


変わらず傍で咲き続けるのなら、

百々果様のお花です。


消えて無くなってしまったのなら、

初めから百々果様のお花ではなかったのです。


「厭だ…消えちゃうなんて絶対に厭だ……」


…お前が悪いんだ。

私にそんな風に教えたからだよ。


それから私はどうしても欲しい花は、

寝室のクローゼットの奥に隠しておく事にしたんだ。


…此処に貴方の心を重い鎖で繋いでおく。

そうすれば、離れられない。


私だけの花…

私だけが愛でることを許された花… 


想いの儘に綴っていると、

抑えられない醜い独占欲が丸見えで…

恥ずかしいよ。


不意に視線を時計に戻す。

…時刻は0時。

止まって、待っていてくれたんだね…


長針と短針…私と貴方が…

唯一、重なり合っていられる時間。



追伸


時計の針が進んだ瞬間に、

貴方は日常に帰っていってしまう…


でも、不意に…

私の名を呼んでくれるね…


「お顔を見に伺いました」

「少しお話しましょうか」

「寂しがられている様でしたので…」

「急に逢いたくなって、来ちゃいました」

「百々果様に虐めて欲しくて…我慢出来なくて…」


その全てが、嬉しい。


ありがとう。

感謝しています。



『嫌われる勇気』


本を読まない現代人もあれ程の大ベストセラーになったんだから聞いた事くらいはあるかな?


早速だけど、私は嫌われる勇気なんて必要ないと考えています。


大前提として、万人に好かれるなんて不可能なんだから、わざわざ嫌われる勇気なんかをもって相手を敵に回す必要なんてないよ。

経験上、敵に回すと時にはいつも勝手に回ってしまうもの…


だからと言って、誰からも好かれるべきだとも当然思っておりません。


それもまた不可能。


私が大好きなフィナンシェ、カヌレ、マドレーヌ、ミルフィーユ、マフィン、タルトだって、嫌いな人間もいるんだから…


必要なのは、嫌われる勇気より〝好きなものを「好きだ」と言い続けること〟だと想うよ。


好きなものをちゃんと「好きだ」と言わないと、好きな人は寄ってこないし、嫌いなものは「嫌いだ」と言わないと、嫌いな人は離れていかない。


短い人生。

好きなもの、好きな人に囲まれて生きていたい。


「愚痴を言っている女が美しい筈がない」


これは、気鋭の文学者寺山修司の言葉。

それでも、私は何かを全力で嫌っているのを隠そうともしない人は、確かに美しくはないのだけれども、途轍もなく愛らしいとは想ってしまいます。


私は、SMが大好き。


D/s (Dominant/submissive)

女王と奴隷…という倒錯的で複雑な関係性の上で成り立つ互いの心が熱く絡み合う様な精神的加虐行為が大好き。


でも、私は上部だけの関係性の上で成り立つ単調且つ予定調和的な肉体的加虐行為が嫌いです。


私は、嫌い・無関心からは積極的に距離を置くことにしております。


それでも適切な距離を保つ事が出来ないと判断したら、躊躇無く突き飛ばして、立ち去る。


〝嫌う勇気〟があれば、いい。


自分の感情に対してだけ、

集中していればいいんだよ…


それでも…

今夜は素直に言ってみようかな。


私は、貴方にだけは嫌われたくない。

そして、できれば好かれたいと想わせて貰っている…


貴方が、大好き。


追伸


花束が好き。

何時だって花束を貰ったら、嬉しい。


5本の薔薇の花言葉は、

「貴女に出逢えて、よかった」 



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やってあげているという感覚は、

ちっとも美しくない。


そうでしょ…?


私が主導権を握って、

常に貴方を振り回してあげたいの。


私は、我慢したくない。

…好きなように遊びたい。


そして貴方には、好きなように遊んでいる私を好きになって貰いたい。

それで嫌われちゃうなら、未来は描けないって…そうも想ってしまう。


でもね、簡単には諦めたくないよ。


貴方と真摯に一対一で面と向き合う…


私にはどうしても譲れない軸があるんだ。


だから、お願い…

私の我儘な心を認めて欲しい。


私の願いを先に叶えてくれるなら、

貴方の願いも叶えてあげたいって気にもなるんだよ。


遊びの延長線上に貴方の理想を描いてみせる。


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「貴方には月を観る習慣はあるか?」


私は寂しがり屋の貴方には、そう問い掛けてあげる。


私は毎晩必ず夜空を見上げている。

大概、自宅寝室の南の空に開いた天窓から…


幼い頃から月を観るのが、大好き。


現代を生き抜く知恵として、

古典的なアドバイスをしてあげようね。


1日1分でも構わない。

夜空を見上げてる習慣をつけてみなさい。

目紛しい時代の流れの中でも、不動不変なものを身近に感じる事が出来れば、自分が今何処にいるか見失うことはないはずよ。


明日は、中秋の名月。

予報を見ると、何とか観られそう。


追伸


同じ月を見上げている…


世界中何処にいても、心は繋がっています。


寂しくないよ。

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