百々果のお庭

2024年09月

やってあげているという感覚は、

ちっとも美しくない。


そうでしょ…?


私が主導権を握って、

常に貴方を振り回してあげたいの。


私は、我慢したくない。

…好きな様に遊びたい。


そして貴方には、好きな様に遊んでいる私を好きになって貰いたい。

それで嫌われちゃうなら、未来は描けないって…そうも想ってしまう。


でもね、簡単には諦めたくないよ。


貴方と真摯に一対一で面と向き合う…


私にはどうしても譲れない軸があるんだ。


だから、お願い…

私の我儘な心を認めて欲しい。


私の願いを先に叶えてくれるなら、

貴方の願いも叶えてやろうって気にもなるんだよ。


遊びの延長線上に…貴方の理想を描いてみせる。


追伸


「自己肯定感が実はあまり高くない…」


本日、私の足許に来てくれた君…

見透かされている様だよ。


そうだな…

未熟な心なんだ。


共に育ててくれ。


君の心と身体は私が育てる。


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最近の流行りはフレーバードティー。

私はこう見えて(飲食物に関しては)あまり冒険しない方だから、此の様な珍しい茶の差し入れは結構嬉しい。

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私はHP等にチップや高価な差し入れは不要と記載し、実際に受取拒否する場合が多い。

(※心が籠った贈り物は、有難く頂戴している)


「随分お高く留まってるんだな…」


そう言われても仕方ないが、貫く。


貴方は私と逢うだけでお金が掛かるんだ。

資金面に余裕があり、数万円等大した額ではないと感じる者も居るだろうが、その様な人間は決して多くない筈だ。

大体は毎日一生懸命働き稼いだ大切なお金(お小遣い?)をコツコツ積み立て、私に逢いに来てくれているんじゃないか…って、勝手に想像している…違うかな?


その上でM性を利用して貢がせ奴隷として搾取する…此れをSM調教の範疇に含めるなんて、私は理解出来ないし、理解したくない。


当事者間で微妙な主従関係が成立しているのであれば、勝手にすれば良いとも思うが、私のBlogを読んでくれている貴方には不幸になって欲しくない。


貴方の事をお金としてではなく、人として大切にしてくれる、そんな素敵な主と幸せなSM Lifeを愉しんでおくれ…


「百々果様にお逢いする日を楽しみに毎日頑張れています」

…その言葉は、嬉しかった。


感謝してる。 



追伸


金が有り余ってるお前…


私はブランド品に興味がない。

Amazonギフト券やらPayPay送金なんて…

本当に嫌なので辞めてくれ。


そんな姑息な気の引き方をせず、その紙切れで私の時間を買って愉しませてくれよ。


遊んでいて愉しい相手とはまた遊びたくなる。


私は案外、単純だ。

何処迄もピュアな青年に此の散文を捧ぐ。


初めて私の足許に来たのは8月初旬…

AMANDAに在籍して直ぐの事だった。


真面目なお前はそれは丁寧な文章で、

事前にきちんとメールを寄越したな…

其処にはSM経験が殆ど無い事、HPで私を見つけBlogを読んでいる事、誰にも言えない秘密の欲求迄…赤裸々に綴られていた。

文章を読んだだけで、あぁ…この人は本気で私に連絡してきたんだと直ぐに解ったよ。


私に憧れていたんだね…


今だから言うよ。

扉を開けた瞬間の記憶は鮮明だ。

その瞳の輝きに魅了されてしまった。


…真っ直ぐで、嘘偽りが無い。


そういうところが堪らなく好きだ。


日を追う毎に私への想いは、

憧れから好意へと変化していったね…


憧れは、傷つきたくないという距離だ。

好意は、傷ついてもいいという覚悟だ。


お前は覚悟をもって今日初めて私に「愛」という言葉を遣ってくれた。


私の考えでは、憧れと好きの違いはあるようで、ない。ないようで、ある。


経験上、憧れをもった好意は、消えない。

敬意をもった好意も、滅多に消えない。


何故ならば、たとえ心がすれ違う瞬間が訪れたとしても、相手が尊敬に値する人間である限り「口論をしない」という選択肢が最後まで残存し続けるからだ。


お前は女王としての綺麗で格好良い私を好きになった。

でも、一人の人間、女性としての格好悪い私も愛してくれた。


「時に厳しい女王様でありながら、一面で謙虚で人間味溢れる優しさを秘めたとてもチャーミングな女性らしさがある。」


その上で、愛おしいって想ってくれたんだ…


それは紛れもなく「愛」

言葉だけでなく、行動で示してくれた。


…至宝。

有難く、頂戴する。


私からも愛を込めて…

お前の誕生花を添えておくよ。

花言葉は「永久不変の心」



追伸


私は常に貴方の心の機微を視ている。


10代の頃は見え透いた嘘や狡さを許せず、一々厳しく指摘していたし、その理由を察して情で許容してやる事も多かった。


もう、そんなに甘くない。


…私は、何も言わない。


なんて馬鹿で、愛らしいんだよ…

そういう風に想わせてくれ…


誠実な人間が損をする国にはしない。


以上だ。

私の足許にSM初心者が来てくれる機会も

随分と多くなってきた気がする!

(遊びに初心者も何もないとは思ってるけどね)


「歳をとって初心者なんて恥ずかしい」

これはよく聴かれる声だが、

私にとって年齢なんて心底どうでも良いので、

本当に気にしなくていいよ。


“未開の方が優れている“


予め決められた計画に基づいて、

調達した部品を用いて組み立てる…

これは近代的思考だけどちょっと面白くないんだよね。


やっぱり、その場に応じてあり合わせの断片を材料に創意工夫しながら組み立てる…

未開社会的思考…

つまり野生的思考の方が私の性には合ってる。


…自称SM初心者の貴方と私は相性抜群。


貴方は何も出来なくていい。


私が貴方の心に新しい世界を描いてあげる。


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私の愛奴たちへ


今宵は中秋の名月…

皆、私に優しい便りをくれて、ありがとう。

全て読ませて貰っているよ。


「月を観る習慣をつけなさい。」

私の言いつけをしっかり守っているんだね…

なんて素直で、愛らしいんだろうか。


うん…此れは、ラブレター…だね。

各々表現は様々であったが、

私への愛が目一杯籠っている。


機嫌良く読み進めていたが、

私の大切な従者が寄越した一文が心に留まった。


「今晩は生憎と月が雲の向こうに隠れてしまっているようですが、見えないだけで月は綺麗に丸く輝いているのでしょうね。」


…そんな、厭よ。

絶対に、今夜の月は観て欲しい。

何時も、衝動を抑えられない…

私の悪い癖。


そろそろと愛車を走らせて、森の中へ…

こういう時はね、月が顔を出す処まで行き、先廻りして待っていればいいのよ。


玩具箱をひっくり返して、

ちょっと良いカメラを引っ提げてきた。


レンズ越しに私の瞳を見つめて…


「月が綺麗ですね」


月読の光に来ませ あしひきの山きへなりて遠からなくに


「月の光を辿って私に逢いに来て。山が道を隔つほど遠くはないんだから…」


月の精が、一晩中貴方に降り注ぎますように。

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追伸


私の愛車はFIAT

燃費は悪いし、窓も電動では開かない。

クルクル一生懸命回さなきゃ、駄目。

機嫌が悪いとエンジンすら掛けさせてくれない。


勿論、見た目も最高よ。

でもそれ以上に中身はもっとイカしてるんだ。


自動車はM紳士に似て、外見よりも中に入って寛げる内装が重要なのよ。

でも、ナカミは、未だ秘密。


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