百々果のお庭

2024年10月

最近、何やら調教序でに人生相談を受ける機会が多い。


私は貴方の仕事やその他のプライベートについて熟知している訳ではないので、具体的なアドバイスをしてやる事は難しい。


然し、私を選んで相談を持ち掛けてくれる人間に対して、適当な返答はしたくない。


そこで、私が大切にしている〝ゼロ視点〟について綴っておこうと想う。

どの様な局面でも少しは貴方の役に立つ筈だ。


人は、その時に必要なもの・人と出逢うものだ。

だからこそ、見逃してはいけないよ…


その為に常に〝明鏡止水の状態且つフラットな視点〟を保っておく可きだ。


つまり〝ゼロ視点〟


ゼロ視点を保つ為に有効な手段を具体的に紹介しておこう。


決断する時、先ず周囲のある程度信用の置ける人間に「どう思う?」と問い掛ける。

一通り聞き終えたら(自分の意思とは関係無く)全て受け容れ、概要をまとめなさい。


ゼロ視点はここからが重要だ。


自分自身の中に他者の意見をストックさせたら、聞いた事を全てゼロにして貴方の〝直感〟を頼りに決めなさい。

自分が決めるというより、状況を俯瞰して見た客観的な誰かに言われている様な…導かれる様な感覚で決めるのよ。


何故この様な方法を薦めるかというと、人は周囲の事を考え過ぎるあまり、自分の意見を二の次、三の次にしがちだから…


自分自身の直感は、案外馬鹿に出来ない。

もっと貴方自身の事を信じ、頼りにしてあげなさい。


相対的な視点は時に、雑念になる。


ゼロ視点ならではの直感を大切にするといい。


追伸


「百々果様は、どう思われますか?」


その問題提起の仕方は、

余りにも曖昧且つ乱雑過ぎではないか?

……


然し、これだけは言ってやれる。


「多数派の意見が正しいとは限らない」


そして…


「その場に介した全員が賛成する計画は危ない」

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私はM男性に対して、

M男…マゾ…その様な呼称は、好まない。


貴方には〝M紳士〟であって欲しいからだ。


紳士とは〝gentleman〟


ジェントルマンであるという事は、

言葉の通り〝gentle〟

第一に〝優しい人〟でなくてはならない。


財産や地位…

性行、礼儀正しさ…

学徳や気品を備えているか…


そんな事は、二の次、三の次だ。


〝優しさ〟が何より重要。

優しさがなければ、仮にその他全てを満たしていたとしてもジェントルマンとは呼べないわ。


我が国民よ。


変態M紳士として、

SM人生を謳歌してくれたまえ。


決して、優しさを忘れずにね…


追伸


入国を果たした

親愛なるM紳士諸君へ


これからの日々、

貴方が理想の愛と細やかな出来事の中から、

多くの幸せを感じて生きていけますように…


心から、願っている。


女王 花神 百々果

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セッションに臨む際、

私は些細な事まで一つずつ全て確認して、

理解出来る迄、決して前に進まない(正しくは進む事が出来ない)


故に私の調教は、

スローテンポで進む場合が殆どだ。


私の様な人間は、手を抜いて適当にやっている人間と比べると一見要領が悪く見えるかもしれないが、結果的には、遥かに高い成果を上げる事が出来る。


ほんの少しずつでも、確実に実力を上げていくのは、些細な事まで重視する人間だ。


だから、私は貴方の様に、

些細な事まで重視する人を好むんだよ。


貴方と親しくなるには、

永い時間が必要だった。


然し、お互いに小さな約束を大切にするので、

言葉と行動に信頼が置ける。

一々落胆する事なく、素晴らしい主従関係を築く事が出来た。


貴方の様に人生に於ける明確な〝目標〟をもち、自らが進む可き道を目指す人… 



……



「〝目標〟なんて必要ですか?」


「必要だ。」


…先日、私に問い掛けた君。


私は即答した。

その理由は、敢えて問い直さなかったのか?


どんなにちっぽけだって構わないんだよ。

然し目標は〝心にエネルギーを齎す灯火〟だ。

決して、その心の灯火は消してはならない。


私は問われなければ、答えない。

君がいつかこの記事を読み、その消え入りそうな灯火を煌々と輝かせて魅せてくれる事を願う…



……



だから私は、貴方の様な人が大好きなんだ。


貴方は情熱的で、他者の視線を気にせず、

やりたい事を貫いている。


自分自身の為に、生きている。


その生き様は、

私に多くの学びを授けてくれているよ。


そして何時もこう想うんだ…

私も負けない様に、〝今〟努力しよう、って。



追伸


努力しようと決心すると、

最初のうちは誰でも頑張る事が出来るが、

数日…数週間が過ぎただけでも、

頑張り続ける人間と彼是言い訳をして怠ける人間がくっきりと分かれてくる。


我が国の従者よ…

貴方は、私が認めた貴族なのよ。


いつも言って聴かせている様に…


ノブレス・オブリージュ(noblesse oblige)

高貴たる者の義務を果たせ。


全国民が、

希望を抱き続ける事が出来る様にね…



新人従者Tへ


220分間の優雅な茶会と遊戯会…

心から、愉しませて貰ったよ。


お前にも点数はつけられない…


私と〝本気〟で遊んでくれて、ありがとう…

また、遊んで欲しい。


約束だよ。


感謝の意を表して…

お尻フェチのお前に捧ぐご褒美ショットを添えておく🍑プリンッ!

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貴方は〝自分の欲しいものを私に要求すること〟を恐れてはいないだろうか。


よくある理由をあげよう。


①〝百々果様は僕が何を求めているか既に知っている筈〟だから、僕はそれを求める可きではない。

→私はエスパー能力者ではない。

不合理な考え方であり、失望以外何も得られないぞ。


②〝弱み〟を見せることになるような気がする。

→私の足許では、弱く柔らかい心を見せて欲しい。

そのくだらないプライドのせいで、助けを必要としている事を認める事が出来ていない(又は気づいていない)んじゃないか。


③断られるのが怖い。

→全ては私の気分と貴方次第…

まぁ、とりあえず言ってみたらどうだ?

少なくとも、貴方に無力感を与える様な野暮な断り方はしないよ。


以上の理由は、どれも正当性がない。


…そうでしょう?


〝奴隷の分際で〟


…いや、それは違う。


貴方の要求が理にかなっているのなら、

堂々と、はっきり伝えたまえ。


私は命令されるのは、大嫌いだ。


然し愛らしい〝御強請り〟には、

案外、弱いんだよ……


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不意にAMANDAの電話が鳴った。


…私はもう帰り支度をしていたが、

当日飛び込み70分コースの問い合わせだった。


「まぁ…いいか。」

気が向いたので、引き受ける事に。


…扉をゆっくり3回ノックする。


足音が聴こえて来ないので、

扉の前で健気に待っていたのだな。


「…こんばんは……」

君は、感じの良い青年だった。

未だ20代前半かな。


私も挨拶を済ませて、入室。

ふたりで、ソファに腰掛けた。


「「「百々果様、ごめんなさい!!!」」」


驚いたよ…

いきなり大声で何事かと思うじゃないか。


…まぁ、君の話を聴くしかないね。


「僕は、1ヶ月程前からメールさせていただいている〇〇です。」


…あぁ、憶えている。

君だったか。


「冷やかしだったんです。来る気なんて更々無いのにメールしたんです。無料で女王様とメールしたいだけでした。」


…えぇ…?!全く気づかなかった。


「精々2、3件で無視されると思ってたのに、百々果様は1ヶ月間、僕のメールにきちんと返事をくれました。」


「ごめんなさい、許してください。」


…泣くなよ。


「どうして?

君はこうしてちゃんと逢いに来たじゃないか。」


切っ掛けなんて、どうでもいいよ。


君と出逢えた奇跡に、感謝する。



追伸


評判の良い高級レストランへ…


HPを開いてメニュー表を眺めていると、

注文したいコース料理に苦手な食材が…

融通が利くか、問い合わせしてみる事に。


「予約する気が無いなら、問い合わせしないでください。」


( 💢◜ω◝💢 )カッチーン……(金蹴りの構え)


そんなレストラン誰が行くか!!!


※ 不快に思う内容、返信の強要、度重なる同じ内容、理解不明な内容その他不適切であると判断した場合は返信を致しかねます。

きっとほぼ全ての女王様より。


素敵なM紳士で居てくださいね。

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