私が心から思い遣る国民のためにすべきことは、その花を輝かせることではない。
その花の〝有りの儘の輝きが消えないように見守ること〟だ。
いつもそんな風に想っている。
大切に想うばかりに、
その人に対してより輝いて欲しいと望む。
傍で見守っているその人のより眩しく素敵な姿が見たくて…
大切な人に今よりもっと成功して欲しいと願うことはごく自然なことだよね。
しかし、それが単に自分の我儘であるってことも弁えておかなければならないのではないか?
さもないと、知らぬ間にエスカレートして過干渉となりかねない。
百々果様らしくない…
百々果様にはこうあって欲しい…
百々果様にはこうなっていって欲しい…
終いには…
まだ若いし、頭も良いのだから、
もっと普通の真っ当な仕事をするべき…?
真っ当でなく…
普通でもなく…
そんな場所を一度でも欲したのは誰だ。
加えて私の大切な場所…
我が秘密の花園を守ってくれている愛すべき国民に対して、失礼極まりない発言である。
アドバイスから始まって、
段々と指示が増えていく…
貴方が私を輝かせたくて放った言葉が、
むしろ私の心を突き刺し、抉ってくる。
「貴女のことを想って」
はき違えているんじゃないか?
嗚呼…何度言ったら、理解できるんだ?
私は指示、命令されるのが大っ嫌いなんだよ。
本当に私のことを想うなら、
積極的に動くべきなのは、
私の自尊心が揺らいでいる時や、
手助けが必要な時だよ。
まぁ、そうは言っても…
実際どこまでが相手を想う気持ちで、
どこからが自己満足なのか、判断は難しい。
だからこそ、私はいつも気を付けていたい。
この気持ちが、
〝本当に相手のためのものなのかどうか〟
追伸
私だけのKnight諸君へ
恐らくこの散文を読み終わり、
不安な気持ちになっているのではないかな?
「自分は大丈夫だったのか」って…
Knight : T・K
姫と女王を愛する冒険者
Knight : K・N
10年間の愛の結晶
Knight : Y・O(K)
完璧な情熱と理性の黄金比
Knight : K・K
世界の希望エリートナイト
そして、期待のホープKnight : N
君もなかなか上出来かな…
「Love me as i am…」
この一点において忠実だったのは、
貴方たちだけよ。
私の心を守ってくれて、ありがとう。
感謝しています。