百々果のお庭

2025年04月

幼稚部の時、

先生と呼ばれる人間が私に問い掛けた。


「どうして〝みんな〟と同じにできないの?」


『〝みんな〟の〝みんな〟って誰?』


何とも可愛げのない子どもだね。


本当は〝みんな〟に実体がないことを

よく知っているんでしょ?


それなのに、

「〝みんな〟がそう言っている」

「〝みんな〟がそうやっている」

そう言われると、それが8、9割の人の意見のように思い込んでしまう。


そのくらい…

「〝みんな〟と同じ」であることを望んでいるのかもしれないね。


でも、それでは…

いつまで経っても自分の人生を生きられないよ。


〝実体のないみんな〟は、

視野の外に追いやってしまいなさい。


もっと〝主体的且つ絶対的〟に生きろよ。


追伸


私は少しやり過ぎね…

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「百々果さん早いですね」


到着はいつも2時間前…


だって仕事のほとんどは準備だよ。

準備でほとんどが達成される。


先手を打ち、

段取りをして、早めのスタートを切る。


私の経験則に帰納すると、

用意周到、且つ念入りに準備すれば、

大抵のことはうまくいく。


少し難しいのは、

先手を打つタイミングだよね。


遅ければ先手にならないし、

早過ぎても困ってしまう…


そうだな…


「そろそろやらなきゃいけない」

という時は、

もう遅過ぎるってことだけは確かだね。

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あの時の二人の関係性は何だったのかな?


「百々果があと10年早く生まれてれば、

俺はお前をビジネスのトップラインを激変させるための最強の手駒として上手く使ってたよ。


父親譲りの俺にはない分野の専門性と発想力…

その感性は、母親だな。


暫く日本を留守にする。

お前も行くか?」


『私は、もう一人で大丈夫。』


「可愛くないクソガキ」


彼と私は、利害関係を超えたところで強く結びついていた。

その根底にあったのは、何も言わなくても、

相手を認めて、相手からも認められていることが、お互いに揺るぎないところで〝わかっている〟という感覚だった。


お互いに対等で、尊重し、もはや利害を超えて信頼して壮大な挑戦を一緒に戦って成し遂げてきた〝戦友〟のような…関係だったのだと思う。


屈託ないこどものような笑顔…

クソガキはどっちよ。


End….


追伸


少なからずKnightたちは、

彼に似ている部分があるっても、想う。


いや、気のせいかな?

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さて、彼とのエピソードの続きだね…


私の方も彼の凄まじい知性と規格外のパースペクティブの大きさを尊敬し、信頼していた。


だからこそ…

思ったことを本気で彼にぶつけたし、私も相当な迫力と強い言葉の組み合わせで彼を遠慮なく論破する意気込みで議論することができた。


彼のどんな反論も毒舌も、

むしろ彼からの信頼の証ぐらいに感じていた。

だから、全く平気だったんだ。


父親同然に年齢が離れ、周囲の人間からも明らかに怖がられていた彼だったけれども、私は常に政治・時事や、家庭やプライベートの趣味など、あらゆる話題で彼とは対等に議論させてもらえていたと思っている。


議論で〝洗濯〟された思考が、

研ぎ澄まされていく感覚が気持ちいい…


「百々果、その計画に存在する死角…

俺との議論を通して、気づけるか?

手加減なしでやってやるから、炙り出せ。」


「お前の頭は父親似だから、できるよ。」


私…

あの時、ちょっと嬉しかったのよ。


To be continued...

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幼少期の夢をみた…


友人のいなかった私の愉しみは、

父の古い友人だった貴方との言葉遊び。


貴方は〝意地悪なスーパーコンピューター〟

独自の凄まじい思考力を駆使して、

常に容赦のない本音の圧をぶつけてくる人だった。


彼は経営者だったけれども、大企業の典型的な行儀の良いサラリーマン社長とは真逆で、私との激論が過熱すると、少なくとも小学生に対しては相応しくない言葉を乱発するような人だった。


そんな彼だったけれども、

今でも本当に凄いと思うことがある。


それは、

〝どんな時でも私の能力を心底本気で信頼してくれている〟という私自身の感覚が揺らいだことは、思い返してみても一度もなかったこと。


信じられないくらい激しい議論になっても、

私が本気でやりたかったことを

彼が認めなかったことはなかった。


「百々果、甘ったれんなよ。

本気でぶつかってこい。」


子どもだから女だからって手加減なんてない。

彼は、私を本気で信頼し、本気で信用してくれている。


実は、未だに私がそう思えているということこそが、リーダーとしての彼の凄さだと思う。


嗚呼…

懐かしいな。


もう少し彼の話をしようか…


To be continued...

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