それでも、案外自分を好きと言ってくれる相手をいい加減に扱う人たちも少なくないんだね。
いや、そんな人間ばかりなのか…
その態度は、フランクを超えて無神経の域。
フランクと雑は、全く別物。
フランクな態度には、ざっくばらんな中にも相手へのリスペクトや思い遣りが必ず根底にある。対して、雑な態度とは、ただひたすら本人の好きなように振る舞っているだけ…
愛情でも友情でも、好きの度合いが互いに同レベルなら問題ないけれど、大抵はどちらか一方が相手よりもっと「好き」
だからどうしても「好き」の度合いが弱い方の人は「好き」がより強い方の人の愛情表現に慣れる傾向にある。
それが当たり前だと思うほど、相手のことを雑に扱い出す。そのうち、相手の「好き」という感情を利用するようにもなってしまう。
そんな無礼なことはないのに…
心からお互いのことを好きでいられる関係なんて、簡単にできるものじゃない。
それくらい貴重な気持ちなのだから、ありがたく想い、大切にしなければならない。
「好き」という気持ちは、
好きな人に対して惜しみなく与えたいもの。
そんな真心につけ込むなんて、
決して、あってはならないよ。
「好き」に、甘えるな。