百々果のお庭

2025年08月

「なんでそんな簡単に決めちゃうんですか。」


「私はもう『1+1は』という安全な世界線で生きることができなくなってしまったから、かな。」


どちらかを選ばなければならない。

どちらも選べるものなら選びたい。


良心を捨てたら、どちらも取る。

情がないなら、どちらも捨てる。


でも、そうではない。


そうはいかない時がある。


それでも、いつかは、

どちらかひとつを取らねばならない時がくる。


究極の選択を迫られる瞬間が訪れたら、

貴方に想い出して欲しいことがあります。


それは、

「自分が選んだ選択とその結果を心から受け容れた時、かつてのその選択は決断時に遡及して、正しい選択となる。」

ということです。


言い換えると、

正しい選択も、誤った選択も、

私たちにはないってことなんだよ。


導かれた結果全てを強く受け容れることで、

初めて楽になれるってことなんだよ。


簡単には決めてないよ。


その私の決断受容日なるものが、

偶々〝今〟だっただけよ。


愛らしい貴方はきっと…

その受容日が来るまでは後悔も愚痴もある。

目移りもするでしょう…


でも、それでいいのよ。


丸ごと受け容れて、

これでいいのだと想える瞬間が来るまで、

リミットを決めて待っていてごらん。


しっくりきたら、それでよし。

だめならだめで、さっさと次に行けばよし。


貴方は忘れてしまっているだろうけれども、あの時のあの出来事はこの日のこの瞬間のためにあったんだ、なんて洒脱なことは貴方の人生にも結構登場しているはず。


伏線の多くは回収される。


ですから、どちらか選びなさい。


選び続けなさい。


人生のエンドロールまで、必ず次は在る。


追伸


「百々果さん、辞めないで欲しい。

俺ならどんな手段を使っても引き留めてた。」


その素直さは最大の武器。


1年間、お世話になりました。


ありがとう。

感謝しています。

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「付き合えるのは同じレベルの人間だけ」


「…なんて言葉をよく聞きますが、

百々果様もそのようにお考えですか?」


「ええ、その通り。」


私の考える〝レベル〟とは、一体何なのかといえば、それは〝選ぶ言葉の美しさ〟〝気遣いの質・量〟そんな感じかな。


そういった〝人との接し方の感覚が近い人間〟としか長期的に付き合うことは難しいという意味だと解釈してる。


これは女王として様々な人間と対峙していて、実際に感じていること。


言語と気遣いの感覚が違いすぎる人間とは、会話はできても、接待に近くなる。

しかし、接待の時間が長くは続かない。


時間が経てば経つほど、時間のふるいに掛けられ、言語レベル・気遣いレベルが自分に近い人間が傍に残る。


残った人間が、我がハートの騎士団。

私だけのKnight…


だから、君は先ず自分が遣う言葉と気遣いの量と質を見直すこと。


いつまでも私に接待させるな。


話はそれからだよ。


わかった?

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私だけの騎士団~ハートのJack ~

私だけのKnight諸君へ


🗝️暗証番号条件🗝️

「この世界で最も美しい庭園」


洗練された構造設計…

感性豊かで情熱的植栽…


永遠に生き続ける花園。

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夜考えることと、朝考えることは、同じ人間でもかなり違ってくるという面白い問題がある。


夜、寝る前に綴った手紙を、朝、目を覚ましてから、読み返してみると、どうしてこんなことを綴ってしまっているんだろうと我ながら不思議な気持ちになるよ。


外国で出版された手紙の心得を書いた本には、このように書いてあった。


感情的になって書いた手紙は、

必ず、一晩そのままにしておいて、

翌日、読み返してから投函せよ。


実践してみると、確かにそのまま出すことが躊躇われることが少なくないんだよね。

現実的な知恵。


それに、どうも朝の頭の方が、夜の頭よりも優秀。

夜、散々手こずった仕事があった。

これはもう駄目だな、明日の朝やろう。


そんな場面では決まって心のどこかで、

「今日できることを明日に延ばすな」

ということわざが頭を掠めるけれども…


それを抑え込んで、無理矢理寝てしまう、

という訓練を最近頑張ってしている。


朝になって、もう一度挑む。

嗚呼、するすると片付いていく。


〝朝飯前〟という言葉があるよね。

辞書を引いてみると、「朝の食事をする前。『そんな事は朝飯前だ』」〔=朝食前に出来るほど、簡単だ〕とあった。


今の用法と元の用法は違ったのかもね。


簡単なことだから、朝飯前なのではなくて、

朝の食事の前にするために、本来は、決して簡単でもなんでもないことが、さっさと出来てしまい、いかにも簡単そうに見える。

知らない人間が、それを朝飯前と呼んだ。

みたいな…


朝の頭は、それだけ効率がよく、楽天的ってこと。


追伸


君から真夜中にネガティブなメッセージを受け取ることがある。


それは、朝飯前に頼むよ。


私はこの量をひとりで食べます。

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私に逢いに来てくれた貴方へ


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ご対面時、直接お伝えいたします。


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