私には、即レス習慣がある。
ただ、大切なことを綴っていなかったことに今更ながら気づいたので追記しておくよ。
気がついたら、いつの間にか、コミュニケーションの主体がLINE、メールをはじめとする〝書き言葉〟になっているね。
いつでも、どこでも、都合のいい時に返信できる便利さはもう後戻りできないだろうから、それはいい。大いに便利に使うべきだと思っています。
ただ、受け取った時に直ぐに反応しないように用心する必要があります。
嬉しいポジティブなメッセージなら、レスは早い方がいいでしょう。
でも、ネガティブなメッセージを受け取った場合は、一呼吸おく。
何故なら、不愉快さや怒り、悔しさなど、マイナスな感情に任せて、つい不用意な言葉を返してしまうことが多いから…
一度レスしたら、その言葉を消すことはできない。
だからこそ、一呼吸。
そうして、悪感情はお腹に留めて忍耐する。
強制的に頭に上げないようにする。
お腹に留めておく限り、
〝頭に来る〟ことはないんだから…
追伸
そんな私が頭に来ると、
「バカ！！！」と叫んで退出するそうです…(無意識)
自由自在に生きること。
皆、本来は自分の人生なのだから、自分らしく生きたいはず。
案外、簡単なポイントふたつ。
第一に禅でいう〝柔軟心〟
それはいうなれば、定まった形のない、雲のような心だよ。
SMに限らず、何事も「こうあるべき」「こうあらねばならない」などと考えずに、相手や状況に応じて自由自在に変化していくこと。
その自由さにこそ、自分らしさが発揮される。
第二に〝謙虚さ〟
少し、意外に感じるかな？
では、言い換えてみようか。
謙虚さとは、自分のできること、得意なことをして、社会に貢献することよ。
できもしないことや不得手なことを無理してやろうとするのは、考えようによっては身の程知らず。傲慢だし、自分らしくもない。
謙虚な心で得意を磨き上げること。
やってみたけど、無理なんでしょ？
それでいいのよ。
無理なものは無理と〝上手に放っておく力〟があってこそ、可能になるものが必ず在るはずよ。
貴方はそれを武器に究極の自分らしい生き方を紡いでいくのよ。
大丈夫、手伝ってあげるよ。
いつの日か、今は亡きミストレスダイアリーに綴った恋文。
全てのことは「する、しない」のどちらか一つしかない。
何かを「する」ときには、「したい」という気持ちが根っこにあって、でも「する、しない」で迷っているのなら、その「したい」という気持ちについて貴方自身に問うてみなさい。
「それは欲望ですか？希望ですか？」とね…
答えが希望でなければ、
それは欲しい欲しい病かもしれない。
希望であったら、
それはとても素敵なこと。
でもね、欲しい欲しい病もまた、人間らしさという、愛おしいものだと想います。
そうやって、考えてみると欲望は希望なのかもしれないなんて結論に至ります。
追伸
私の経験則に帰納すると、
本当に強く、心の底から願ったことは、
魔法のように大抵叶うもの。
ただし、その願いは、
正しく、潔癖なものでなければならないわ。
清らかさがない我欲には、
願いの魔法は効かなくなってしまうのよ。
このうな配列の秘密は、ごく古い時代に既に発見されていたみたい。
日本で言えば『源氏物語』
ヨーロッパならば『カンタベリー物語』『千一夜物語』などは、いわゆる『額縁物語』
幾つかの短篇の物語を繋ぎの額縁に入れて、並べることで長大篇にしてる。
この場合、ひとつひとつの話が作者の創作である必要は全くない。創作のものもあるけれども、話を借りてきても一向に差し支えないのよ。作者の腕前は寧ろ、何をどういう配列で並べるかというところに掛かっている。
彼らの素晴らしい創造的才能は、むしろ編集に注がれた。
原稿を書くという欲望を浮き上がらせる作業は、主に貴方が担ってくれる。
その作業を仮に第一次的創造とするならば、その原稿を新しいより大きな全体に纏め上げる作業は第二次的創造と呼ぶことができる。
言い換えてみるよ？
貴方の思考における思いつき…
その着想は、第一的なものなのよ。
これだけで独立して、意味をもつことも勿論あるよ。そういう場合は、私が下手に余計なものを混じえたりしないほうがいい。
ところが、単独では抽象的で纏まりのない幾つかの着想があるとするね。それをその儘にすると、単なる思いつきが散乱しているに過ぎない。
ここで、並び替えが必要になる。
私自身がどれくらい独創的であるかはさして問題ではない。貴方が与えてくれたカードをいかなる組み合わせで、どういう順序に並べるかが緊用事。
「詩とは、最もよき語を最もよき順序に置いたものである。」
だから、技術に関してはアカデミックでいい。
私の役割は、一見、到底一緒にできないような異質な考えを結合させ、奇想天外な本気の遊びを創り上げること。
私は知のエディターシップが活潑なのかもしれないわ。
End.
