貴方とのデートの定番は、
静寂に包まれた都心の桃源郷。
𝑯𝒐𝒕𝒆𝒍 𝑺𝒉𝒂𝒏𝒈𝒓𝒊-𝑳𝒂 𝑻𝒐𝒌𝒚𝒐…
私のお気に入りのホテルに、貴方はいつも連れて行ってくれました。
「ももかもこんな理想郷を創りたいな…」
私が何気なく発した一言に、
「〝いつ、創るの?〟」
貴方の目の前に夢を掲げた瞬間に、全速力で駆け出した。
「いつが、いいと想う?」
「もう7月半ばだから、7月末は厳しいか。
じゃあ、8月末でAは卒業ってことになるね。」
「終わりは、始まりよ。
グランドオープンは、9月1日にする。
Aの営業時間は、23:00まで。
最終開園の1時間後、
9月1日になった瞬間に
𝑪𝑳𝑼𝑩 𝑺𝒉𝒂𝒏𝒈𝒓𝒊-𝑳𝒂 の扉を開きます。」
フル開園を続けながら、オープニング準備を進めなければならない。
タイムリミットは、たった1ヶ月半しかない。
間に合うの…
いや、間に合わせるしかない。
グレーは、許せない。
純白の楽園を創り出すという決意。
「ももか、楽しみにしてるよ。」
両ポケットに手を入れて、片足を曲げた儘…
私を試すように、微笑んでる。
嗚呼…
その態度、好きだよ。
しめやかに鼓動が高鳴って…
私の中の怪物が唸る感覚に痺れる。
「私なら、必ずできる。」
睡眠時間は2時間をきって…
グランドオープンの日は、もう倒れそうだった。
迎えにきてくれて、ありがとう。
私だけの騎士団𝑯𝒆𝒂𝒓𝒕の𝑱𝒂𝒄𝒌…専属…
誰が欠けても、今はなかったよ。
全ての国民に支えられて、年末まで駆け抜けることができました。
みんなで百々果女王さまをお支えしていきたいです。
お話はしたことありませんが、きっと国民はみんな同じ気持ちだと想います。
百々果女王さまと縦の赤い糸で深く繋がるとともに、国民一人一人も横の糸で繋がっている、それがShangli-La王国の素晴らしさではないでしょうか。
やはり、私の国がいちばんよ。
私の国民が、いちばんであり、オンリー。
今年1年間、私の足許にて誠心誠意仕えてくれたことに感謝します。
心から、ありがとう。
良いお年をお迎えください。
追伸
夢は、みるものじゃないよ。
夢は、掲げるんだよ。












