私の足許に来てくれたM紳士にインタビューしたところTwitterや Blogにて私を発見し、毎日の様に更新される記事を読んでいた…次第に実際に逢って確かめたい、そう想って今日は来たと…そんな風に話をしてくれる男性が非常に多い。
恐らく「逢いたい」より「確かめたい」が上回っているんじゃないのかな?
本当にこんな人がいるのかどうかってね…
…前置きはこのぐらいにしようか。
じゃあね、先ずは貴方に質問。
私の事をどれ位知ってる?
例えば私の好きな食べ物、嫌いな食べ物、性的嗜好、休日の過ごし方…
全部知っているんじゃないか?
対して私は貴方の事を未だよく知らない。
或いは認知すらしていない状態だ。
私と貴方が出逢うのは、“必然”か“偶然”か。
私が最近よく考えているテーマなんだ。
…貴方はどう想う?
…では仮に“偶然”と仮定してみようか。
偶然性の意味について語った男が居たね…
彼によると、偶然とは必ず起こるとは限らないものであり、もしかしたら存在しなかったかもしれないという事。だから確率論とは全く異なるというのが彼の主張だ。
私と貴方の関係性に応用して考えてみると、私たちの間に生じた(若しくは生じるであろう)偶然は“仮説的偶然”に分類される。それはつまり“本来出逢う筈の無いふたりが偶々出逢ってしまった”という事態だ。
そう…SMクラブに在籍する気なんて更々無かった私が貴方と出逢う確率なんて限り無く0に等しかったという事。
それは唯、本当に偶々かもしれないが…
無数の可能性の中から生じたというのは事実だね。
彼はその“偶然”に“運命愛”が生じると説いたんだ。
「この偶然は運命だから愛そう」
私は彼のこの言葉が最高に好きだ。
さぁ…鍵は貴方に託したよ。
その手で扉を開けなさい。
そして偶然を引き寄せ、
私に運命という名のGiftを捧げておくれ…
期待してる…
追伸
「Blogでの語り口調と実際の喋り方、変わらないんですね…」
本日、私と運命の出逢いを果たしたM紳士からそう言われ「当たり前だろう!」と想った百々果なのでした。
敬語だって、遣おうと思えば遣えるさ。
結局は、その儘で良いと私の我儘を聴いてくれる貴方に甘えてしまうのだがね…

