私たち女王様は大きな括りでは所謂“風俗嬢”に分類される(多分そうだよね?)

然し、服は脱がない。貴方からのボディータッチは禁止。その他基本的なヘルスサービスも行わない。


SMクラブとは何とも不思議な処だよ。

そんな処に足繁く通うM紳士諸君…なんてピュアで愛らしくて変態な生き物なんだ…


それに加えて、貴方は私を選んでくれた。


もっと綺麗な女王様も居た。

もっとスタイルが良い女王様も居た。

もっと技術がある女王様も居た。

もっと有名な女王様も居た。


切りが無いが、そうだね…?


それでも尚、貴方は私の事を好きにならずには居られなかったという事実がある。


「貴方にとって、私は理想の女王様?」


う〜ん…自信は無いな。

きっと、程遠いんじゃないか…


でも、それでいい。


“理想の女王様”探しを辞められず彷徨っているM紳士は理解に苦しむだろうが、私の愛奴が正しいのだ。


何故なら“それ”は探すものではなく、作るものだからだよ。

そうしなければ、永遠に見つかる筈がない。


今、私の純粋無垢な姿が素敵だと想ってくれているそこの貴方にも、この根拠の無い自信や現実への無頓着さに疑問を抱く瞬間が訪れるかもしれない。


そんな時、それを冷静に話し合えるか。

お互いに丁寧な言葉選び、程よい距離感覚、心の余裕(度量・知性・経験)は持ち合わせているか。

その全てをもっていないとしたら…

せめて優しさは、愛は、あるか。


私はね、貴方の過去、現在、未来…

その全ての有りの儘を愛したいんだよ。


私を愛する準備が出来たら、おいで…


歓迎するよ。



追伸


最近愛奴たちから毎日のBlog更新が負担になっていないかと心配の声が多数寄せられているが、幼少期から本を読むくらいしか愉しみがなかった私だ。

この程度の内容なら、幾らでも語れるさ。


だから、貴方は私の知らない世界を語って。


私にも夢を魅せてくれ…



FullSizeRender