“今を生きる”という境地。


フランスの哲学者ピエール・アド。

彼はその事を”世界を初めて見るかの様な、そして最後に見るかのような気持ちで生きる事”と表現した。


私はセッションに於いても、

この思想をずっと大切にしている。


貴方が初めて逢う人でも…

何度も逢っている人でも…


“もしかしたら、今日が最後になるかもしれない”

…そう本気で想えば、自然と緊張感や喜びが生じてくるものだ。


長年尽くしてくれた奴隷とのマンネリ化。

…此方の世界ではよく聴く話だが、私からしてみれば有り得ない話だ。

なんて狭く利己的な視点なんだよ…

嫌気がさすね。


“貴方が私の足許で誠心誠意仕えてくれるという事”

たとえそれが当たり前の日常になったとしても、私は女王として日々新鮮な目で貴方を捉え直してやらねばならないと肝に銘じている。

この様な思考回路の行き着く先は、

何時も貴方への感謝の念である。


ありがとう…


追伸


普段、自分自身の周りに当たり前の様に散らばっている何かに着目して、その存在意義について思考を巡らせるという行為が好きだ。


その過程で、新たな発見があると嬉しい。


やさしい気持ちになれる。


…貴方もやってみて?


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