私の足許に来る男性の大半は私より年上だ。
まぁ、私が誕生してから26年しか経過していないので、当然だな。
加えて私の奴隷は40代後半〜50代前半…その位の者が多い。一々年齢を尋ねたりしないので何となくの感覚だけれどもね…
年齢差…
私は全く気にしていないが、
貴方はよっぽど気になっている様だ。
近代以降の文学作品では、
例えばコレットの「シェリ」を筆頭に、
「年の離れた男女の恋愛」の定型スタイルを作り上げられてしまった様に感じている。
若い女性は、たとえいっとき年上の男性に惹かれてもいずれは心変わりしてしまう…
そうか…ならば現代を生きる女王である私は、深く根を下ろしてしまった一般認識を一笑に付して、自在に別の物語を、生み出して然る可きだな。
私の考えだが、そもそも我々の関係性や欲求は、生殖を目的とした生物学的な衝動とは無縁のものだ。
惹かれる…
好きになる…
見つめ合う…
そして溺れる…
その一連の心の高まりは、
何度繰り返しても同じである様に見えながら、
一回、一回、全く異なる。
年齢が私と貴方の感情の昂りを左右してくることはないんだよ。
何故ならば、その情熱を呼び起こすのは肉体ではなく、何時も心だから…
年をとり、若さを失い、しわが増えても…
貴方は私のOnlyよ。
追伸
未だ20〜30代の君を見ていると、
「君、青いね…」なんて不意に口にしてしまう。
「百々果様の方がお若いじゃないですか!」
御尤もなんだが、まぁもう何でもいいや…
兎にも角にも、共に命を燃やしていこう。
数字になんて、捉われずに…ね。