本日は、お休み。
自宅書斎にて、このBlogを綴っている。
…少し雨が降ってるね。
不意に貴方との記憶の扉が開いた。
確かあの日も、雨が降ってた。
貴方は何の前触れも無く、
私の足許にやってきたんだ。
ソファに掛けて、暫く他愛も無い話をしたね…
……
我慢出来ずに、私が貴方を押し倒すと…
「虐めて欲しい…って、自分でそう言ったことも、無かった.....自分がどう責められたいのかすら、分からなかった……だけど今、明確に分かりました…」
…今にも消えてしまいそうな繊細な声だ。
大変、印象深い。
貴方の “初めて”
それは私じゃなきゃ、厭。
あの瞬間、そう想ってしまったよ。
貴方の髪の毛を、乱暴に摑んで、
思いっ切り、抱き締めてやると…
貴方の匂いがした。
暗がりで、貴方は眉を寄せ、
食い縛った歯が、白く光るのが、視えた。
貴方の頰を打つと、
頰から頸に掛けて、朱く染まった…
恐らく打った所為だけではなかった。
貴方は上気してた。
耳のつけ根から、襟元に掛けての肌が、
とても、熱くなってたから…
貴方の口から声が漏れた。
上ずった吐息か、少し苦し気な…溜息みたいな、声よ....
私の汗が、貴方に降り注いで....
貴方の額にも、汗が玉のように湧いていた....
………
貴方と別れた後、急に雨脚が強くなった。
私は慈雨に打たれながら、
至福の想いを、感じてたのよ…
あの慈雨は、
まるで貴方そのものみたいだった....
「僕の我儘な心を…愛してくれますか....」
…勿論。
それ以外、考えられないよ。
追伸
S性とM性の邂逅は、
至高の愛の行為だって、私は想ってる。
貴方のその皮膚の内側に在るものを…
魅せて欲しい。
否応無く滲み出す、“本当の裸” を、
際限無く、貪りたい。
でも…そんな事が出来る者同士は、
限られているよね…
何よりも、お互いに…
本気で求め合えないと....駄目だよ。
…だから、何時も言ってるんだよ?
本気で遊ぼう…って………