「どうして…知ってるの?」

「どうして…分かったの?」


言葉にしなくても、

貴方の心の機微を視ていれば、

そんなことは、一目瞭然だよ。


私は昔から〝嘘〟って好きじゃない。

だから、私は嘘をつきたくない。


貴方と向かい合っていて、

「あっ、嘘をついてる」って…

気が付いてしまう時が、あるんだ。


以前は、追求してしまっていた。


「何故、嘘をつくの?」


然し最近はあっさりと、騙されてしまう。

そういうことにした。


「うん、そうなんだね。」


小さな嘘をついてしまったり、

見栄を張ってしまったり、

ちょっとだけ誤魔化してしまうことって、

きっと、誰にでもあるから……


そして、嘘をついた貴方には、

嘘をつかなくてはならない理由があった筈。


〝嘘も含めて貴方を丸ごと受け容れるよ〟



追伸


嘘という花言葉…

然し、私は美しいと想う。

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