【Episode1】


https://momoka1130.livedoor.blog/archives/7533769.html


私は従者を能力の特徴によって、

大きく4つの属性に分類している。


貴方のコンピテンシー(基礎能力)について、

具体的に記述しよう。


・T(Thinking)型

〝思考〟を強みとする人


・C(Communication)型

伝達能力や人々と〝繋がる力〟を強みとする人


・L(Leadership)型

人々を統率して〝動かす力〟を強みとする人


・I(innovation)型

〝想像力〟を強みとする人

※T属性の派生だが、多角的視点に加えて圧倒的な着眼点の良さや発想のユニークさある。


大抵は、上記属性のどれか一つに特徴が偏ってくるが、二つに偏り、一つに弱点をもつ人等もおり、千差万別のパターンがある。


上記の例は、正に私。

私は先天的な強いL属性と後天的なT属性。

C属性に致命的な弱点をもつ人間。


【先天的L属性】


私は生まれながらに常に目的思考が強く、その目的意識が常に自分自身一人の内側に留まらない。現に興味が自分の共同体(国家)へと拡がっていく。


言い換えると、私は〝やりたいこと〟〝やる可きこと〟が常に明確だ。

現状がそのラインに達していないことに対して、強い問題意識をもつ気質。

故に「〜せねばならない」「〜す可き」という主張が強く、そんな状況を放ってはおけない。


更に言うと、私は欲求が人並み外れて強い。

特に国民や国家に対して関心が高く、

達す可き目的に対して、そうなっていないことに〝危機感〟や〝怒り〟までが募ってしまう。


「どうしてそこまでできるんですか?」


答えは、もう解ったよね。


私はその〝目的思考〟から生み出される、

情緒的な衝動をエネルギーにして、

何か変革を起こす際に背負うことになる、

個人的リスク(反対される、失敗すると責められるetc…)への恐怖を容易に越えていける。



【後天的T属性】

前述した先天性L属性とは異なり、

私が意識的に経験することで後天的に育てたT属性。生まれ持った〝衝動性〟をコントロールする為に取得した技術とも言い換えられる。


T属性は、我が国の従者に最も多い属性である。先ずは彼等を〝模倣する〟ところから始めた。


【T属性の特徴】

T属性は、とにかく〝考えることが好き〟だ。

行動するよりも、先ずは考える。

自己保存本能が強く、ストレスを避けたい度合いも大変強い。その為、あれこれ思考する。

登りたい山を見つけても、とりあえず登ってみるなんてことは決してしない。

行動する前にリスクを考えて、万全の準備をして登る或いは登らないという選択肢をとることも多い。


【T属性の行動と模倣】


《考えることが好き》

→マイルール。

行動する前に一呼吸〝思考〟する。


《知ることが好き》

→興味関心のある分野に於いて、

とりあえず知識量を増やし、実践する。

トライアンドエラーを繰り返す。

確率的に成果を上げていく。

成功体験がその作業を〝好き〟に変化させる。


《問題を解くのが好き》

→常に自分自身で、課題を設定。

強制的に〝思考する癖〟をつける。


《人と議論することが好き》

T属性の貴方に「〜についてどう思う?」

日常的に〝自由闊達な意見交換〟を行う。


《勝つための作戦を考えることが好き》

→正攻法から実践。

この段階では、無駄はあって良し。

〝勝つことを目的〟とする。


《最小の努力で最大の成果を狙うことが好き》

→無駄を削ぎ落としていく。

〝勝ち方のセオリーを創り出すこと〟を目的とする。

結果的に負けても良い。


【T属性の趣味と模倣】

・知的好奇心が満たされるものが趣味になる。

日常的に加熱する脳のストレスを癒す為のものも幾つかある。

また、好き嫌い、興味の有無が明確に分かれる。


模倣継続出来たのは、アロマやお香、香水等の収集と愉しみ。

(動物と暮らしているので、自宅寝室、外出先でのみの愉しみとしている)


読書、園芸、手芸、芸術鑑賞等は、元々好きだ。


繰り返し2〜3年間、模倣を続ける。

それは習慣となり、T属性は育っていく。


ここで重要なのが〝模倣する対象〟

対象を間違えると、当たり前だが正しく育たない。


【真正T属性の見極め】


・何らかの課題に対して自分の思考で問題解決する時の〝知的好奇心〟と〝達成感〟を満足させて走る事が出来る。


・無意識に課題を設定して、頭を使って遊ぶ事が出来る。


・ある課題についてとことん議論出来る。


セッション時、貴方の心の機微を視ていると…

直感的に「貴方は真正T!」そう叫びたくなる瞬間がある。


そんな貴方の特徴を、私は模倣したいんだ。


「では、間違えたT属性とは?」


良い質問だね。


大抵の人間が興味のある範囲ならば、

とことん考える事が出来るものだ。


「この人は考える事が好きなんだ!」


『いいえ、それは少し違う。』


それは〝本当に考える事が好き〟なのか、

単に〝好きな情報に触れる事が好き〟なのかの違い。


例えば、ある人が好きなアーティストの様々な情報にアクセスして、只管その人について考える事は、T属性ということにはならない。

その人は、単にその商材が好きなんだ。


真正Tは与えられた情報だけでは絶対に満足しない。何故ならば〝自分の頭を使わないと楽しいと感じない〟からだ。


現に貴方は、興味関心又は好意がある私に対して、何らかの〝研究テーマ〟を勝手にセットして、それを考えること自体を楽しんでいる。


「最近、百々果様がまた痩せてきたのは何故だろう…ご多忙を極めているのか、ストレスがお多いのではないか…いや、考え過ぎか」

私の好きなアロマやお香、お気に入りのスイーツを差し入れてくれる。(何かしらのフィードバックを求めている)


「百々果様の日記に綴られたこの内容…これはどういう意味なのだろう?次回質問してみよう…いや、先ずは自分の頭で思考しなければ…いや、でも深い意味はないのかも…いや、考え過ぎか。」

不安を拭えず、思考が止まらない。

ヒントを探して、過去のBlogを読み漁る。

直接対面時、必ず質問してくる。


「百々果様は冬が嫌い。何故嫌いなのだろう…寒いのが苦手なのか、何か嫌な想い出があるのか…どうしたら少しでも快適に過ごしてもらえるだろうか…あぁ、また考え過ぎか。」

快適に整えられた部屋の温度と湿度。

良い香りも漂っている。

その上で、再度質問してくる。


貴方の思考は、止まらない。


「今後の国家の動かし方は?」

「国家繁栄のためには、〜のように変えた方が良いのではないか?」

「従者として、自分ができる事は何か?」


貴方は、謎が好き。

私、女王 花神 百々果という迷宮へようこそ…


さぁ、謎解きを始めよう。


to be continued…


追伸


Episode1「もう終わり?!短過ぎ!」


御指摘をいただいたので…ね。


〝これで、満足した?〟


貴方は行動するよりも、

先に考える事が習慣化している。


故に極度の心配性。


だから〝意地悪〟したくなる。


何も心配ないよ。

私は所詮、模倣型T属性。


大抵は深い意味など無く、

唯、貴方の気を引きたい…それだけなのよ。

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