さて、本日は二つ目だね。


【散歩をしながら考えてみること】


「百々果様…どうされますか?」


『散歩に出てくる、それから伝える。』


…幼い頃からの、口癖だ。

迷ったら〝とりあえず散歩に出る〟


子供でも実行可能であり、非常に簡単な方法。


私は6歳で(実際上)世帯主となった。

何をするにも私の決断と許可が必要なので、

周囲から選択を迫られる機会が多かった。


現実逃避も兼ねて、近所をお散歩する習慣。


不思議なものだ…

歩いているだけで、心がクリアになってくる。


狭い部屋の中でじっとしていると、

気づかないうちに、視野狭窄に陥る。


客観的な判断ができず、思考が偏る。


然し広々とした空間や、

視界がパッと開けた場所で

考えごとをすれば、視野も広がるものだ。


お気に入りの場所があると、

もっと、いい。


明日は最終回…


to be continued…