貴方は、言った。
「従者、専属奴隷ばかりではなく、
新しい国民(新規枠)を増やしてみては…」
最近は特に満枠完売日が続いており、
新規の問い合わせを何件も断っているという現状がある。
然し、国民を優先して何が悪い。
私は、誰よりも国民を愛する女王だ。
新規①:「その日程は、都合がつかないのですが…」
私:「貴方の都合など知ったことではない。」
新規②:「リクエスト出勤可能ですか?」
私:「何故、貴方のためだけに私が動かなければならないの?」
新規③「当日予約できますか?」
私:「現状9割以上できない。貴方の運が良ければできる。
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専属奴隷:「どうしても都合がつかなくて…」
私:「因みに貴方の都合の良い日程は何時なの?」
愛奴:「どうしてもリクエスト出勤して欲しい」
私:「じゃあ、遊ぼうか…その代わり、私を心から愉しませる本気の遊びを準備して…できるね?」
従者:「本日、お逢いできますか?」
私:「逢えるよ。」
国民第一。
私は堂々と依怙贔屓する女王だ。
私に依怙贔屓されたいのなら、簡単だ。
貴方とは、長く一緒にいたい…
私にそう想わせればいいだけのことだよ。
どのくらいお金を持っているか…
どんな容姿なのか…
どれくらいユーモアがあるのか…
どれくらい話術に長けているのか…
こうしたことは、短期的な人間関係には影響を及ぼす可能性は確かに、ある。
然し長期的にみた時、最も重要なことは…
〝相手の人格を尊重し、
何時も親切に接するかどうか〟
それだけでは、ないだろうか……
そこから〝熱量〟〝本気〟〝優しさ〟が、
美しく派生していく…
さて、貴方の質問に答えようか。
「それは、厭だ!」
何故ならば、
時間は有限であり、何よりも価値が高い。
私は〝人生の時間配分〟をする。
良い人と気の合う人のために時間を多く使い、
良い人でも私とはあまり合わない人に使う時間はやや少なめにしておく。
私の人格を否定する不親切な人間には、
私の人生を費やす必要は、全くない。
私は、そういう女王だ。
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