「苦しくて、動けない…」


そうか…


人はどういう時に、

最も〝苦しい〟と感じるのだろうか?


それは、恐らく…

働いて、働いて、至極多忙な時ではない。

会社や上司や周囲の評価が厳しい時は、

辛いのは間違いないけれども、

それは最も苦しい時ではない。


人が最も苦しいのは、

〝自己評価が極端に低くなっている時〟

〝自分自身で自分の存在価値を疑う状況に追い込まれた時〟に他ならない。


自分自身の価値を強く疑う時、

人は臆病になり、行動できなくなる。


〝苦しくて、動けなくなってしまう〟


最低限の自信がないと、人は動けない。


周囲と比較して自分ができないことが積み重なると、〝劣等感〟がハイライトされてくる。

理想とのギャップから徐々に重くなってくる〝焦燥感〟や周囲の期待に応えられない時に刺すように冷たい〝無力感〟が襲う。


〝自己肯定感〟を容赦無く削られて、

今、貴方は辛くて、動けなくなってるのよ。


こうして、言語化すると、

心の中に地図を描くことができるでしょう。


「今、何処に居る?」


貴方の〝現在地〟が明確になれば、

迎えに行ってあげよう。


一緒にゴールを目指そうよ。


諦めるな。


追伸


君からは好きなことばかりやって、

何でも実現してきたように見える私にも、

情けないことや惨めなことは沢山あったよ。


然しね…

〝きっと何とかなる〟ものだ。


私だけではないよ。


一人一人が似たり寄ったりの苦しさと向き合って、それでも何とか生き延びた。

そして、大抵の人はハッピーになれた。


その事実を憶い出したくなったら、

私の花園の門を叩きなさい。


抱き締めてあげよう。


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